料金が高くなりやすい
自動車保険の加入方法には代理店とネットを使ったダイレクト型の2つの選択肢が用意されています。どちらにもメリットやデメリットがありますが、店舗で手続きを行う代理店の利用におけるデメリットは費用の高さです。同じ補償が受けられる商品でもダイレクト型に比べて代理店の方が高くなることがあります。これは企業側に発生する費用が主な理由です。代理店型では店舗の維持費、スタッフに払う給料など様々な経費が発生します。一方、店舗やスタッフを必要としないダイレクト型ではこれらの経費が掛かりません。自動車保険は年齢や車の利用頻度で補償が変わるため、人によっては複数の商品を選ぶこともあります。商品に比例して余計な出費が増えてしまうという点は代理店ならではのデメリットです。
気軽に利用することができない
費用の高さと並ぶ代理店ならではのデメリットとして挙げられるのが利用の制限です。ダイレクト型はネットに接続できる環境さえ整っていれば24時間いつでも申し込みの手続きをすることができます。それに対してダイレクト型は、店舗ごとに決められている営業時間内に足を運ばなくてはいけません。自動車保険は商品の特徴を理解した上で決めることが重要となるので、契約までに何度か足を運ぶこともあります。大半の店舗が週末や夜間の営業は行っていないため、日中仕事をしているなどの理由で営業時間内に来店できないというケースも少なくありません。地方に住んでいて身近な場所に店舗がないと移動に手間や費用が発生するという点もデメリットの一つと言えます。